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『新幹線大爆破』がNetflixで現代に蘇る!草彅剛×樋口真嗣、20年ぶりのタッグが描く新たな鉄道サスペンス

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1975年に公開された日本のパニックサスペンス映画『新幹線大爆破』が、50年の時を経てNetflixでリブートされ、2025年4月23日より世界独占配信されます。主演は草彅剛さん、監督は『シン・ゴジラ』などで知られる樋口真嗣さんが務め、二人のタッグは2006年の『日本沈没』以来19年ぶりとなります。

オリジナル版では、高倉健さん演じる犯人が主人公でしたが、今回のリブート版では、草彅剛さん演じる車掌・高市和也が主人公となり、爆破を阻止すべく奮闘する姿が描かれます。樋口監督は、現代の社会背景や犯罪の手法が変化していることを踏まえ、「今の時代に爆弾が仕掛けられたらどうなるか」という視点で物語を再構築したと語っています。

新幹線の運行システムが高度化し、東京駅では3分に1本のペースで発車する現代において、事件が発生した際の影響をリアルに描くため、JR東日本の特別協力のもと、実際の新幹線車両や施設を使用して撮影が行われました。また、国内最大規模となる1/6スケールの新幹線ミニチュアを制作し、最新のVFX技術と融合させることで、迫力ある映像を実現しています。

『新幹線大爆破』独占配信開始 | Netflix Japan

草彅さん演じる車掌・高市は、乗客と直接向き合い、列車内のあらゆる業務を担う役割であり、事件と車両を受け持つ責任の板挟みにあう人物です。樋口監督は、「運転士も重要だが、車掌を主人公にすることで、乗客を守る矜持を表現したかった」と述べています。撮影中には、台本にない車両間のジャンプシーンを草彅さんが見事に演じ、監督からの無茶ぶりにも応える姿勢が称賛されました。

共演には、細田佳央太さん、のんさん、尾野真千子さん、要潤さん、斎藤工さんら豪華キャストが名を連ね、緊迫したドラマを彩ります。本作では、爆弾が仕掛けられた新幹線「はやぶさ60号」の速度が時速100キロを下回ると即座に爆発するという設定で、犯人は爆弾解除の代わりに1000億円を要求します。限られた時間の中、爆破を回避すべく奮闘する鉄道人たちのギリギリの攻防が描かれます。

1975年版の『新幹線大爆破』は、佐藤純彌監督が手がけ、高倉健さん、千葉真一さん、宇津井健さんらが出演した名作で、爆弾が仕掛けられた新幹線を舞台に、犯人と警察、鉄道職員の緊迫した攻防を描き、海外でも高い評価を得ました。今回のリブート版では、現代の社会背景や技術を取り入れつつ、オリジナル版へのオマージュも込められた作品となっています。

Netflix版『新幹線大爆破』は、現代の日本を舞台に、リアルな描写と迫力ある映像で、観る者を引き込むサスペンス作品として注目を集めています。草彅剛さんと樋口真嗣監督の20年ぶりのタッグが生み出す新たな『新幹線大爆破』に、ぜひご期待ください。

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