2025年2月22日、バドミントンのトップ4トーナメント決勝戦が行われ、再春館製薬所がヨネックスを破り、4度目の優勝を果たしました。特に注目を集めたのは、再結成された「シダマツ」ペア、志田千陽選手と松山奈未選手の活躍です。彼女たちは圧倒的なプレーで勝利に貢献し、ファンを魅了しました。
「シダマツ」ペアは、2015年に初めてペアを組み、ジュニア韓国オープンで優勝、翌年の世界ジュニア選手権では銅メダルを獲得するなど、早くから才能を発揮していました。その後、志田選手が再春館製薬所に入社し、松山選手も高校卒業後に同社に加わり、2017年から正式にペアを組み直しました。以降、国内外の大会で数々のタイトルを獲得し、世界ランキングでも上位に名を連ねています。

志田千陽選手は1997年4月29日、秋田県南秋田郡八郎潟町で生まれました。実家は曹洞宗の寺院で、父が住職を務めています。八郎潟町立八郎潟小学校に入学し、地元のジュニアバドミントンクラブ「八郎潟レイクジュニア」でバドミントンを始めました。その後、再春館製薬所に所属し、国内外で活躍しています。
松山奈未選手は1998年6月18日生まれ、鹿児島県出身です。高校卒業後、再春館製薬所に入社し、志田選手とのペアを再結成しました。彼女の安定したプレーと志田選手の攻撃的なスタイルが絶妙に融合し、「シダマツ」ペアとして多くのファンから支持を受けています。
シダマツペアの今後の目標
- 世界選手権での活躍:
- シダマツペアは、8月の世界選手権での活躍を目標としています。
- 全英オープン:
- 直近の目標として、3月の全英オープンでの優勝を目指しています。
- 志田選手は「一番高いところに立てるように」と決意を新たにしました。
今回のトップ4トーナメントでの優勝は、彼女たちの再結成が成功であったことを証明しています。今後も「シダマツ」ペアのさらなる活躍が期待されます。